退職代行後の資格喪失証明書とは?もらい方と国保加入での使い道

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退職代行後の資格喪失証明書とは?もらい方と国保加入での使い道

資格喪失証明書は、会社の健康保険から抜けた日を証明する書類で、国民健康保険に入るときに必要になります。退職代行を使った場合でも会社に発行義務があり、依頼時に発行をお願いしておけば受け取れます。この記事では入手方法と使い道を整理します。

目次

資格喪失証明書とは何か

正式には「健康保険・厚生年金保険資格喪失証明書」などの名称で呼ばれる書類で、会社の健康保険の被保険者でなくなった日、つまり資格を喪失した日を証明するものです。多くの場合、氏名、生年月日、資格を取得した日、資格を喪失した日、扶養に入っていた家族の情報が記載されます。

退職日の翌日が資格喪失日になるのが原則です。この日付が分からないと、次に入る健康保険の手続きが進みません。そのため、退職後の事務手続きのなかでも早めに手に入れておきたい書類の一つです。

何に使う書類なのか

使い道は主に次の3つです。

  • 国民健康保険に加入するとき、市区町村の窓口に提出する
  • 家族の健康保険の扶養に入るとき、勤務先経由で提出を求められる
  • 国民年金の第1号被保険者への切り替え手続きで、退職日の確認資料として使う

一方で、会社の健康保険を任意継続する場合には、原則としてこの書類は不要です。任意継続と国民健康保険のどちらを選ぶかで必要書類が変わるため、先に方針を決めておくと無駄がありません。判断の目安は任意継続と国保の比較の記事で整理しています。

退職代行を使った場合の受け取り方

依頼の段階で発行を頼んでおく

退職代行に依頼するとき、離職票や源泉徴収票と一緒に「資格喪失証明書の発行と郵送」も希望として伝えてもらうのが基本です。あとから自分で連絡すると会社とやり取りが発生してしまうため、最初の連絡にまとめて含めてもらいましょう。送付先の住所も同時に伝えます。

会社が発行してくれないときの代替手段

会社が対応してくれない、連絡がつかないという場合でも、方法があります。協会けんぽに加入していた人は、年金事務所で「健康保険・厚生年金保険資格取得・喪失等確認通知書」の交付を請求できます。健康保険組合に加入していた場合は、その組合に直接問い合わせる形になります。

また、市区町村によっては、離職票や退職証明書など退職日が分かる別の書類でも国民健康保険の手続きを受け付けてくれることがあります。窓口に事情を伝えて確認してみてください。

国民健康保険への加入は14日以内が原則

国民健康保険の加入手続きは、健康保険の資格を喪失した日から14日以内に行うこととされています。書類がそろわないことを理由に手続きを遅らせると、その間の医療費を全額自己負担することになりかねません。

証明書が届かない場合でも、まず窓口に相談することが大切です。加入自体は資格喪失日にさかのぼって成立する扱いになるため、後から保険料を請求される代わりに、その期間の医療費が保険適用として精算されるのが一般的です。健康保険と年金の切り替え全体の流れは切り替えが間に合わず保険証がない期間ができてしまった場合の受診方法は保険証がない期間の通院の記事で扱っています。退職代行後の健康保険と年金の記事で確認できます。

健康保険証の返却も忘れずに

資格喪失日以降は、会社の健康保険証を使うことができません。手元にある保険証は会社へ返却する必要があります。退職代行を使った場合は、返却物と一緒に郵送する形が一般的です。誤って使ってしまうと、後日その分の医療費を返還するよう求められることがあるため注意してください。

家族の扶養に入る場合の進め方

退職後に配偶者や親の健康保険の扶養に入る場合も、資格喪失証明書が求められることがほとんどです。扶養に入るには年間の収入見込みが一定額未満であることなどの条件があり、その判断のために前の勤務先を抜けた日を示す必要があるためです。

手続きは、扶養に入る先の家族の勤務先を通じて行います。家族が会社に「被扶養者異動届」を提出し、そこに資格喪失証明書などの添付書類を添えるという流れです。会社によって求められる書類が異なるため、先に家族から人事へ確認してもらうと二度手間を防げます。

なお、失業保険の基本手当を受給する予定がある場合、その日額によっては扶養に入れないことがあります。給付を受けるかどうかが決まっていない段階では、その旨も含めて相談しておくと安心です。

よくある質問

会社に発行義務はありますか

健康保険法の関連規定により、被保険者でなくなった人から請求があった場合、事業主は資格喪失を証明する書類を交付するものとされています。退職代行を使ったかどうかで扱いが変わるものではありません。

発行までどのくらいかかりますか

会社の事務処理の速さによりますが、退職日から数日〜2週間程度で届くことが多いようです。2週間を過ぎても届かない場合は、代行業者を通じて催促するか、年金事務所での交付請求に切り替えるのが現実的です。

扶養に入っていた家族の分も必要ですか

必要です。家族が被扶養者として会社の健康保険に入っていた場合、その家族も同時に資格を失います。証明書に家族の情報が記載されているかを確認し、記載がなければ発行を依頼してください。手続きに迷うときは退職代行の比較ランキングで書類サポートの手厚いサービスを確認するのも一つの方法です。

まとめ

資格喪失証明書は、国民健康保険への切り替えに欠かせない書類です。退職代行に依頼する段階で、離職票や源泉徴収票とあわせて発行と郵送を頼んでおけば、会社と直接やり取りすることなく受け取れます。届かない場合も年金事務所や健保組合という代替ルートがあるので、14日以内の加入手続きを優先して窓口に相談してください。

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